下野新聞に掲載されました!

2013年12月16日(月)
「木の駅プロジェクト」始動
山林(間伐材活用) 商店(振興券発行) 活性へ ~ 那珂川

-- 以下抜粋 --
山林に放置された間伐材などの林地残材を引き取り、地元の商店で利用できる地域通
貨券を発行する「那珂川町木の駅プロジェクトばとう」の実証試験が15日、同町内でス
タートした。(中略)
来年3月まで同実行委が残材1㌧を6千円で引き取り、1枚500円の同券を発行する。
総発行額は30万円分。地元商店44店で3月末までの期間限定で利用できる。地域振興の
ため大型店やコンビニでは使えない。
残材搬入対象者は安全講習を受けた同馬頭地区内の山林所有者ら約20人。実証実験を
踏まえ8月をめどに対象者を全町に広げ、正式事業化を目指す。
----------

せっかくなので、同じ話題で恐縮ですが取り上げさせていただきます。

全国約30地域で実施されている当事業ですが、製材に向かない材を大量に出荷するわけですから
・受け入れ先の確保
・出荷価格
の、二点がどうしても課題になりやすいそうです。

那珂川の場合は、バイオマス事業を計画中のため、受入れ体制は問題ないのですが
価格の問題にはぶつかっています…

チップ材(製材できない材)の、ビジネスとしての買い取り金額の上限は
1トンあたり 3000円。
しかし軽トラに手積み・手おろしする手間を考えると、
どうにもやる気が持てないのが正直なところ。

今回は当実行委員会で、1トンあたり 6000円 で買い取らせていただきます。
不足分は、那珂川町林業振興会様や㈱トーセン、
地元森林所有者様の寄付によりまかなわせていただく予定です。

今回の結果次第で価格やその他、本稼働時にどう運営していくのかが決まります。
結果が分かり次第、またアナウンスいたします!