12月11日(水) 県北木材協同組合 那珂川工場において県北地区森林組合長連絡協議会「選木機を利用した検知方法について」 研修会を行いました。
弊社那珂川工場(県北木材協同組合)では、既に昨年4月から旧馬頭中学校跡地を利用した製材工場を稼動http://www.tohsen.net/news_topicsn.php?num=49&yr=2012させております。
本工場は次の2点が非常に大きな特徴となっています。
?製材工場内に選木機(木材の長さ、直径、曲がり、材質等を判別し選別する機械)が導入されてい る為、山林から直接伐採した木材を持ち込むことが可能です。
?同敷地内においてH26年3月の2500KWバイオマス発電事業開業を計画している為http://www.tohsen.net/news_topicsn.php?num=52&yr=2012、今後は、その燃料となる低質な木材も買取ることが可能です。
以上の特徴を生かし、近隣の潤沢かつ成長し続ける山林資源を大いに活用させて頂く取り組みを行う一環として、まず地元の森林組合さまのご理解・ご賛同が極めて重要な位置づけであると認識しております。
まず、相互理解と信頼関係を構築するうえで、最も基礎となる部分は、持ち込まれた木材の公正な判断と基準作りにあります。
当日は、実際に各森林組合さまが 独自に検寸された木材を、改めて当工場の選木機で判定選別し、その誤差の確認を行いました。
ご参加頂いた森林組合さまは、那須町森林組合、那須南森林組合、那須塩原森林組合、大田原森林組合、芳賀北部森林組合の5森林組合です。 芳賀北部森林組合さまを除いた各森林組合で、検寸された木材を実際に選木機械で選別し比較し意見交換することが出来ました。
総評として、寸法、曲がり等 持ち込まれた木材を過小評価することなく公正な選別であったとのご意見を頂くことが出来ました。