栃木県の山林所有者の方からお問合せ頂きました。
お持ちの山林は、27haとある程度まとまった面積でした。所有者の方も山林の現況をよく把握され、森林簿、森林計画図もお手元にお持ちでした。残念ながら、所有者が期待される金額と弊社が提示させて頂いた価格に大きな開きがあり商談には至りませんでした。面積が比較的多きため、補助金を利用した間伐なども利用しやすいと思われたため今後は、売買だけでなくこれらの資産を活用することもご検討くださるようお伝えしました。所有者の方も納得され山林のご登録頂きました。

山林所有者の立場で考えると、今の木材価格は、あまりに安いと思われるのも当然だとおもうことがよくあります。木材には、環境保全の側面など様々な機能があるにも関わらずだれもその側面を評価できる手段をもっていないわけです。資源をいかし、環境を保全し、雇用を生み出すそのような仕組み作りが必要だと感じます。