本日(11月13日 午後7:30)NHKクローズアップ現代で林業再生テーマで取り上げられました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3273.html
動画サイトでもご覧になれます。http://vimeo.com/53657996
解説者は富士通総研 梶原恵司氏(2009年11月~ 2011年10月 内閣官房国家戦略室員・内閣審議官)
日本は、林業従事者8万人 林業先進地ドイツでは83万人。西粟倉村などの例を紹介しながら日本の林業再生を紹介した内容。
日本の森林資源は、正に収穫期を迎えこれを生かす行動を起こすべきとのコメントが印象的でした。
需要とのバランスをフォレスターが調整し、繋ぎジャストインタイムで原料である原木が搬入されるドイツの事例が紹介されていた。こうした努力が新たなる競争力と需要を生む良い循環を生み出しているようです。
私どもは、これに加えて 低質材の安定した需要を生む、エネルギー利用の必要性を訴えてたいと思います。森林資源は、様々なグレードの原料が必然的に発生します。全て高品質の原料を望むのは自然の摂理に反するのです。林業先進地は、こうした原料のカスケード利用(全てを利用する)の仕組みが備わっているからこそ成り立っているのではないでしょうか?
木材(原料)に近づいた(合わせた)総合利用が是非とも必要です。