ある、山林所有者の方の山を見させて頂きました。驚きました。

2年前に奥山の間伐が遅れている山林の整備という名目で、いわゆる森林環境税を利用して「捨て切り間伐」を行った場所でした。

奥山のため、次の収入間伐(伐採益を得る為の間伐)はしばらく見通しがなく、山林の管理と保全を目的に正に切り捨てられた跡地です。

山林所有者の方は、費用も掛からず山の管理が出来ると薦められれば、反対する理由もないと判断されるのも当然です。しかし、森林環境税という大切な税金をかけて、この状況では、山が泣きます。もっともっと貪欲に資源を活用し、伐採木を生かすことが本当の意味で、血税を生かすことではないでしょうか?

こうした資源を真剣に活用する議論が必要と山林活用ドットコムは考えます。