茨城新聞   2013年4月8日付け

茨城県では、間伐材を有効に活用する目的で民間事業者などを支援し、平成25年度 木材チップ加工の事業化に乗り出す。チップは、温浴施設やバイオマス発電施設の燃料として活用を目指す。茨城県によると県北地域3か所にチップ加工施設の設置を支援すると同時に、県北山間地にある温浴施設などのボイラーの改修費用を補助し需要先を確保すると同時に、同じく県北地域の工業団地内に設置予定のバイオマス発電事業者への燃料販売も見込んでいる。

県内は、林業の採算悪化や林業従事者の高齢化などで森林の荒廃が進み、間伐が必要な面積は2012年度で8000haに上るとのこと。これらの取り組みによって森林機能の再生も期待できるとのこと。

木材を利用する施設を整備し、木材の安定した需要を作り出すことが重要です。

茨城県での取り組みに期待したいです。