日本の国土の3分の2が、森林でその約4割が人工林であると様々な資料が示しています。
単純に国土の4分の1強の面積(1036万ha)が、人の手で植林された計算になるのです。
私事ですが、過去に山仕事をした経験があり、実際に植林も10haほど体験しました。狭い国、日本と言われますが、過去の先輩方はこの100万倍の面積の植林を行ったことになるのです。先人のとてつもないエネルギーの凄さに身をもって驚愕した思い出がいまでも鮮明です。

世界経済の影響、円高など様々な大きなうねりの中で、せっかくある、国の木材資源が十分生かされていないと言われます。国産材を安定して生かすことが出来れば、国土の多くが、資産として見直せるのではないか、山国日本の再生の一助になるのではないか。

私どもは、山林活用をキーワードに 様々な視点から せっかくある資源を、先輩たちが残してくれた資源(資産)を生かすことが出来ないか、皆さんと共に考えて参ります。