日本経済新聞 平成25年5月 18日・24日付け
日本経済新聞で相次いで3件のバイオマス発電施設の記事が掲載されました。
場所 発電規模 使用燃料 燃料使用量 事業主体 開始時期 投資
島根県堺港市 5700KW 未利用木材等 80,000㌧ 日新(合板) 2015.4 26億
宮崎県日南市 25,000KW 同上 - 王子HD(製紙)2015.3 90億
北海道江別市 25,000KW 同上 - 王子HD(製紙)2015.7 90億
王子HD様は、独自の海外からの燃料調達ルートに加え、既存の国内チップ調達ルートを
積極的に活用され製紙会社からエネルギー事業への展開を図られているようです。
製紙会社の発電施設は、規模が大きいのが特徴です。国内のみならず主力の燃料を
海外から調達できる強みを生かされた事業展開をされているようです。
上記で、発電規模と投資金額を比較すると発電規模約4.38倍に対して投資金額は約3.46倍
と燃料が潤沢に確保できる条件がそろえばやはり、大規模発電の優位性が図れるようです。
島根県では、これで2件目の発電所計画となります。
上記3県の森林資源が有効に活用されることを期待しております。