平成24年11月26日(月) 午後5時より  栃木県 那須郡那珂川町 「ホテル美玉の湯」において
全国で広がりを見せている「木の駅プロジェクト」の主催者でいらっしゃいます 丹羽建司先生による
講和会が開催されました。  (財団法人 地域総合整備財団 地域再生短期診断プログラムの一環)
http://www.furusato-zaidan.or.jp/

木の駅プロジェクトとは?http://kinoeki.org/modules/pico3/index.php?content_id=15

ご講和のなかで、数多く実際に立ち上げを指導されたなかで、「鳥取県智頭町」の事例、茨城県美和村
の事例をご紹介いただきました。
中でも、1400人の人口を抱える、智頭町のエネルギーに支払う金額は、年間約5億円にものぼりそのうち1割でも、バイオマスを利用することで地元にお金が落ちれば(循環すれば)、アラブのためにこの
お金を払い続けるのではなく、小さな町が自立(自治)のきっかけとすることができると熱く語って
いらっしゃいました。さらに、限界集落寸前の全国の山間地は一刻の猶予もなく早く再生しなければ
消滅してしまうこと、それに伴う損失などの大きさについて危機感をもって訴えられ、極めて印象的でした。

この「木の駅プロジェクト」は、全てのノウハウをオープンにされ、標準化され、智頭町のほか
恵那市、豊田市、大垣市、土佐町で既に立ち上がり、他に全国10地区で準備中でその支援を
されていらっしゃるとのこと。「木の駅プロジェクト」→ http://kinoeki.org/
成功事例を全国に広げる取り組み、今後ますますのご活躍祈念いたします。

那珂川町では、弊社が事業を進めているバイオマス活用事業(http://www.tohsen.net/jigyo_biomas.html)を核とした地域活性化策として、未利用
木材を「地域振興券」に交換し、地域経済を活性化循環させる取り組みを模索しております。
地域の方たちが、自分たちの力で資源を活用できる仕組みづくりの一助となるよう取り組んで
参ります。