東京在住の方から、兵庫県の山林(0.4ha)のお問合せを頂きました。

今回の事例も前回の千葉県と同様、山林の面積が小面積であったため、直接のお取引に至ることは出来ませんでした。

この度の当方のアドバイスとしては、森林組合の方へのご相談を提案させて頂きました。集約化施業を積極的に進めている森林組合ですと、近隣の山林を取りまとめる作業を行っている場合もあるからです。小面積だけで、間伐を行っても採算に合わない山林でも、タイミングがあえば管理が可能となる可能性もあるわけです。

山林が小面積の場合、どうしても森林組合に所属するメリットが計れない可能性も当然考えられます。しかし、小面積を持ち続け、ただ待っていても何の判断材料もないまま時間が過ぎるだけではないでしょうか?まずは、地元の山林のプロ(森林組合)を尋ね、生かす方法はないかと問うてみる、その上で、メリットがあると個々の判断でされるなら加入するのも手ではないでしょうか?森林組合に加入する最大のメリットは、山林に関わる様々な情報が得られることだと思います。(ただし、ご自分で勉強も必要かもしれません。このような補助制度があるようだけど、うちの山では適用できないのかと・・・。)

ちなみに、弊社近隣の森林組合の組合員加入費は、一口1000円で 1万円~2万円。賦課金が年間500円/ha程度です。 詳しくはお近くの森林組合にお尋ねください。

今回の相談者の方には、山林のご登録を頂き、引き続き情報を提供させて頂けるようメールマガジンへのご登録もお勧めいたしました。http://sanrin-katsuyo.com/mail-magazine.html