平成25年3月21日 森林総合研究所 プレスリリースより

独立行政法人森林総合研究所は、微生物を介してスギの培養細胞に遺伝子を導入する遺伝子組換え技術を利用し、RNA(注1)分解酵素(バルナーゼ)遺伝子をスギに導入し、タペート層と呼ばれる花粉を取り囲んでいる組織で発現させることによりスギの花粉形成を抑制する技術を開発しました。さらに、本技術を用いて作製した遺伝子組換えスギに着花を促進するジベレリン処理を行い、花粉を形成しないことを実験的に検証しました。 森林総合研究所では、花粉症対策としてこれまでも様々な技術開発に取り組んでまいりましたが、今回の研究成果により、遺伝子組換え技術による花粉症対策品種の開発も、今後の十分な時間をかけた効果と安全性の検証を行った上で、将来的には花粉症対策の選択肢の一つとなり得ると考えております。

専門用語は十分理解できませんが、技術的な進化は進んでいるようです。

かくゆう、私も10年前 木材業界に転職を機に見事に花粉症を発祥しました。でも皆さん!!

スギは悪くない! 生物として普通に子孫を残すためにシンプルに花粉を飛ばしているのです。また、スギ、ヒノキは、建築用材としての特性は極めて高く、役に立つ資源なのです!! ただ・・・・余りにも植えすぎた・・・。これは事実だと思います。  尚更のこと、収穫期に達した木材を今こそ利用すべきとおもいませんか?

スギ・ヒノキに罪はないのです・・・。