産経ニュース 2013年10月9日付け 九州の原木(主に低質材)の輸出が伸びている。 産経ニュースに、「全国の8割丸太特需に沸く九州 対中輸出好調」との記事が掲載されたいました。 中国や台湾で木材不足が表面化していることに加え、アベノミクスによる円安効果も後押ししている格好。 輸出量の8割を占める九州は、広い森林面積とロケーションを背景に輸出を伸ばしている。 大分県内でH21年設立された「すぎ丸太等海外輸出促進協議会」の事務局によると「引き合いがひっきりなしで、注文に間に合わない」とのこと。大分、佐伯両港から輸出される丸太の量は、昨年7834m3であったが、今年は、7月までにすでに12600m3に達するという。今後は、大分県としてもさらに付加価値のつく木材加工製品の輸出にも力を入れるとのこと。  長年低迷が続いた木材産業に新たな兆し。人口減少が続く国内市場は、長期的には減少は避けれない。圧倒的な人口を抱える中国の市場に対して、日本の森林資源が見直される時期が来ても不思議ではないのかもしれまん。