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本年8月より、山林活用をテーマに定期的に情報発信を開始させて頂き、弊社HPを通じて50名を
超える山林所有者またはその親族の方からお問合せいただきました。その総面積はなんと、4000ha超です。予想以上の反響でした。0.12haの小規模の方から2000haに迫る大規模な山林所有者まで様々な方々です。山林規模以外にもご相談者の年齢、性別、ご職業も様々ですが、共通している事がありました。

皆さん、山林を所有する価値を見失われていること、国土の38%を占める私有林(1458万ha)
http://www.shinrin-ringyou.com/forest_japan/kokuyu_minyu.phpの多くの方がそのような状況に置かれているのではないか・・?そうとも思える今年一年でした。

しかし、4000haは、そのうちのたった、0.027%に過ぎないのですが、弊社HPにたどり着かれた方々は、まだ山のことが気になっていらっしゃる方かもしれません。

もっと、桁違いの方々が山のことを忘れてしまってしまっているのではないか?

山の価値は、本当にそのようなものなのか? もっと、山を活用できるのではないか?もっと、抜本的な手を打たないと手遅れなのではないのか?

正直なところ、お問い合わせて頂いた方々の多くの山が既に、製材用材としては手遅れな山になってしまっている場合が多いのです。また、どうしても、伐採・搬出にコストがかかってしまい、残るべくして残った山も多いのです。

しかし、低質な木材もエネルギー利用であれば活用できるかも知れません。

もっと、抜本的に山に、林道を通し、搬出コストを下げ、山林を活用し、また植えつける。もっと抜本的に・・・・。 大胆に、公共事業としてこの部分に投資しれば、国土の大部分が資源として利用することが出来るのではないか?公共事業として通された林道は、将来の山林活用への投資としてまた有効に活用できるのでは・・・。

このような考えを強く持った一年でした。