2015年(平成27年)の施行で、相続税の改正が注目されています。

本来、2011年春に成立が見込まれていた相続税の改正(増税)です。先の震災の影響や消費税の増税などが影響して成立が遅れていたいましたが、2013(平成25年度)年度税制改正大綱が可決されました。最大のポイントは基礎控除が40%縮小され、今までであれば、相続税がかからなかった家庭でも課税されるケースが増加する見込みです。ある試算では、首都圏において40%の方が相続で申告の必要が発生するとみられており、「2015年(平成27年)は相続税の申告が大幅に増加する『申告元年』になることは間違いない」との見方をする専門家も多いとのこと。さらに、相続税、贈与税の最高税率も引き上げられることから、早めの対策が必要です。

例)改正前 基礎控除 5000万円+1000万円×法定相続人の人数
改正後 基礎控除 3000万円+ 600万円×法定相続人の人数

改正後 遺産取得額 2億円超~3億円以下の方、6億円超の方は、税率5%アップ予定。

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