クーラーに甘えたくなってきました。

暑く湿気の多いこの季節。

腐れや虫などのリスクを防ぐために
伐採には材の水分量が少ない冬季が適していると言われ
夏場の出材はやや減少気味に。

腐れ、だなんて言ってしまうと
なんだか弱いイメージを持たれてしまうかもしれません。

ですが、木って意外と丈夫だったりします。

住宅に扱われる材料を比べてみると
10cm角材が耐えられるのは
鉄骨だと20トン、コンクリートだと7トン、木材だと6トン程度。

さすがに鉄骨やらには敵いませんが
木の良いところは軽く、扱いやすいところ。

同じ重さ当たりの強さ(比強度)は
それぞれを押しつぶそうとした時、木は鉄の2倍、コンクリートの10倍
それぞれを引きちぎろうとした時、木は鉄の4倍、コンクリートの200倍
も、強いそうなんです。

建物が重さは耐震にも関係するものですから
木のしなやかさは、日本の家にあっているんですね。