木質バイオ発電で初の認定「グリーン発電会津」

グリーン発電会津(福島県会津若松市、滝澤社長)は、23日付けで経済産業省から再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)による木質バイオマス発電所として、初の承認を受けた。会津地区の未利用木材など年間6万トンのチップを燃料に年間4万メガ?の電力を供給する発電施設で7月から稼動を始めていた。

同社は、グリーンサーマル(東京都 飯森社長)と地元のチップ会社のノーリン(福島県喜多方市 斎藤邦雄社長)が共同出資して設立した木質バイオマス発電

グリーン・サーマルは、山口県の岩国発電所(岩国ウッドパワー 1万キロワット)の運用業務を受託しており、稼動6年となる同発電所をFITの制度で買取申請中であることを明らかにしたとのこと、

山口県での未利用材の活用が一気に加速すると思われます。山林活用ドットコムではこの点、継続してウオッチしてまいります。

(2012年8月28日付け 日刊木材新聞)