間伐の補助金は、一般の方には分かりにくいものです。それは、補助事業が行政(国、県、市町村)が行う事業であることから、どうしても種々の書類提出が必須であることに加えて、その性質上、年度末に近づくと予算に限りがあるため、場合によっては制度はあっても実行できない場合があるからだと思います。たとへば、エコカー補助金などは、大手自動車メーカー、販売店がその効果が大きいためある程度リスクをもって、場合によっては、補助金保障などをアピールしながらそれを貪欲に活用しています。しかし、林業の補助金の要となる森林組合様は、直接自分の商品を売るわけではないので、どうしても補助金がある範囲で無難に仕事をせざるを得ない仕組みになっているのだと思います。だから、林業に関わる補助制度のアピールは、いつも何かはっきりしないのです。なんとなく、「制度は準備していますよ!皆さん」で終わってしまう。せっかくある補助制度(全部税金です)、どうやったら次につながる活用が出来るのか?問題意識を持って取り組んで参りたいと思います。
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