王子グリーンソース㈱(王子ホールディングスの100%子会社)はHP上で、北海道江別市に静岡富士宮市、宮崎日南市に続く第3番目の発電施設の建設を発表した。
発電能力は、25MW。総工費85億円、売上高40億円、2015年7月稼働を予定しているとのこと。

同社では、既に、静岡県富士宮市、宮崎県日南市にバイオマス発電施設の計画を発表しており、合わせて3基目の計画となった。

山林活用ドットコムの試算では、年間30万㌧から35万㌧の燃料を消費する発電施設となる見込みです。
発表によると、北海道の山林未利用材を主な燃料とすることから、森林資源が仮に300t/ha存在すると仮定すると、全伐を行う山林が年間約1000ha必要となります。さすが、北海道にスケールだと感心しました。

同社のホームページによると、今後も発電事業の拡大を図り、事業構造の転換を推進するとなっております。発電施設近隣の山林所有者の方注目です。