いま、再生可能エネルギー固定買取制度は、バイオマスだけではなく太陽光発電も有利な価格となっている。地球上に降り注ぐ太陽光のエネルギーをもっともっと利用できれば、地球環境に付加を掛けずに人は活動できるはずだ。太陽光発電の最大の課題は、夜発電出来ないことと、天候に左右され変動が大きいこと。夜間電力は、余っているので前者は、大きな問題ではないのかもしれない。一方、バイオマス発電は、燃料の安定供給にコストがかかることが課題であるが、燃料資源が豊富にあれば発電は比較的安定した発電量が見込める。ヨーロッパ視察の時にオーストリア人の方が、おっしゃっていた。太陽光もバイオマスもありとあらゆる再生可能なエネルギーを組み合わせて使うべきだと。その通りだと思った。
良く考えると、地球上の生命エネルギーの源は殆どは太陽の恩恵である。我々の取り組んでいる木質バイオマスもいわば太陽光を木が蓄え、それを利用する。木質バイオマスは、広い意味で太陽光発電なのだと最近つくづく思うことがある。 風も波もか・・・・・。