DLD(本社 長野県伊那市 三ツ井陽一社長 資本金4000万円 従業員50人)は、薪ストーブの販売、施工をメーンに、長野、東京、福島、郡山、仙台、名古屋、米国に営業所をもつ会社。
薪の宅配サービスを開始したのは2007年11月。長野、山梨を対象にはじめ現在では両県の全域でサービスを展開している。(2012年11月6日付け 日刊木材新聞)

同社の配達システムがユニークです。いちいち注文を受けて個別に配達するのではなく、DLDさまの社員が地域を巡回して利用した分だけを補充するシステム。この仕組みは配送のコストがネックになりがちであった課題を見事に解決しているのです。まさに、富山の薬売りと同じシステムで、支払方法は補充の際に請求書を投函、銀行口座から引き落としされる仕組み。まさに、電気・ガスと同じシステムなのです。

一冬で7万5000円から10万円の費用となるそうで、灯油80円/?ならばほぼ同じ費用とのこと。昨年から宮城地域でも試験的に運用を開始し、今年から本格的に行っている。

このように、各家庭で、薪ストーブでの需要がうまれ、そこに森林資源が活用されていく仕組みができれば近隣の山林(雑木山)なども活用が広がるのではないでしょうか?

今後の事業展開 注目したいと思います。