1年ほど前から、ご商談させて頂いていた方との商談が大詰めとなってきました。比較的手入れが行き届いた山林で雑木林も一部ある山です。当初は、山の間伐(手入れ)のご相談でした。売買のきっかけはやはり、将来の相続の問題でした。所有者の方は、相続においてある程度整理をしたいとのご意向を強くお持ちでした。また、ご先祖から引き継いだ山を、誰でも良いから売りたいという趣旨ではなく、山が荒れないような管理を継続してしてもらいたいとの条件もお持ちでした。弊社としては、材木の価値に加え、いろいろなお客様(住宅メーカー、工務店さま)に山林を見学していただける山としての価値を見出すことが出来たので、購入後即、伐採ではなく、適度に手入れをしながら継続して管理する意向です。お盆をはさんで、将来のことを親族でじっくり話され決断されたようです。山林は、みなそれぞれの思いが込められていることを感じます。ご納得がいくまで検討されることをお願いして電話を切りました。