日本経済新聞WEB版 2013/07/17

日本経済新聞WEB版で面白い記事を発見しました。

住友林業は、航空写真とレーザー測量の技術を組み合わせ、樹種や樹高、立木本数、蓄積材積を高精度に測定する技術を開発されたとのこと。日本には世界有数の森林資源が存在すると言われていますが、その実態は、机上とどの程度差があるのかは不明な点が多いと思います。このような技術が早く実績を積まれ日本の森林資源の賦存量を精度よく解析して頂きたいものです。また、この技術が開発されたきっかけも注目すべきではないでしょうか?林業で最近有名な、北海道下川町の林業システム革新事業の事業者に選定されたことを受けて開発されたとのことです。このような確信的な技術を地方の行政がきっかけを作ったことの意義は大きいと感じました。

日本の山林の航空写真(空中写真)を一度拝見したことがあります。山林の中にいてもその差は分からないのですが、空からの写真を見ることで、その樹種、林齢の違い⇒境界が分かるなど、得られる情報は結構多いと感じたことがあります。

林野庁のHPで、空中写真(デジタルデータ)の入手方法が掲載されています。山林所有者の方で興味がおありの方は、入手されてみては!?

http://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kutyu_syasin/index.html