平成25年6月30日 TBSテレビ 放送の「夢の扉+」にて
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/future/

流動成型という技術をつかって、木材を金属やプラスチックのように工業製品の素材として利用できる可能性のあることが紹介された。

技術者は、産業技術総合研究所の金山公三さん
金属加工の専門家であった、金山さんは20年前、上司のからの依頼を受けて 「金属の次の最先端の素材」を研究することに。そこでたどり着いたのがなんと「木材」。最先端とは、ある意味、真逆な素材に目を付け、だれも考えなかった「流動成型」を探し当てた。

番組の中で、金山さん自身が語るように、若い頃とは違った、謙虚な姿勢が、印象的だった。研究者として純粋に一つの可能性に魅了され夢中で追及する気持ちが伝わって来るようだった。

この技術は、木材をそのまま加工することで自由に成型出来ることが特徴です。実用化に向けた実験がアルミサッシで有名な「立山アルミ」 さまで進められているとのこと。山林活用ドットコムでも注目してまいります。

このような技術が将来実現できれば、木材の利用用途が大きく広がり、山の資源が大いに活用されるでしょう。